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ED治療薬
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MEDICINE

国内で、承認されているED治療薬は「バイアグラ(シルデナフィル)」「レビトラジェネリック(バルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」があります。それぞれのED治療薬には、どのような効果があるのでしょうか。本記事では、ED治療薬の特徴や、副作用などについて解説します。ED治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

バイアグラ(シルデナフィル)
  • 知名度No.1のED治療薬。
  • フィルムタイプもあり、持ち運びにも便利。
レビトラジェネリック(バルデナフィル)
  • 水に溶けやすく服用後の即効性が高いのが特徴。
  • その使用しやすさからファンも多い。
シアリス(タダラフィル)
  • 効果の持続時間が最大36時間というのが大きな特徴。
  • 服用後ゆっくりと吸収されるため副作用が出づらく、世界シェア42%の人気のED治療薬

持病や体質などで服用ができない方もおりますので、服用前に必ず医師にご相談ください。

商品名

バイアグラ

レビトラ

シアリス

概要説明

1999年に日本で承認された最も古い薬

・日本で承認されている3つのED治療薬の中で、最も早くに承認されたED治療薬

・世界初のED治療薬である

・もともと狭心症の薬として開発されていたが、治験中に勃起不全への効果が発見された

即効性が高い治療薬

・バイアグラの次に登場したED治療薬で、即効性の高さが特徴的

・2004年に日本で承認されたが、2021年10月、発売元より販売中止が発表された

・現在は代替薬としてレビトラジェネリックが推奨されている

世界市場1位の治療薬

・最も新しいED治療薬で、シェア40%を超える人気のED治療薬(※1)

・2007年7月に日本で承認された

・2013年に世界シェア42%を記録した

用量

25mg、50mg

5mg、10mg、20mg

5mg、10mg、20mg

錠剤の形状

25mg

錠剤の形状

50mg

錠剤の形状

バイアグラジェネリック

錠剤の形状

バイアグラODフィルム

錠剤の形状

5mg

錠剤の形状

10mg

錠剤の形状

20mg

錠剤の形状

レビトラジェネリック

錠剤の形状

5mg

錠剤の形状

10mg

錠剤の形状

20mg

錠剤の形状

シアリスジェネリック

錠剤の形状
料金

バイアグラ:50mg 1,500円 〜 1,600円/1錠
バイアグラ:25mg 1,300円 〜 1,300円/1錠
バイアグラジェネリック:50mg 900円 〜 1,030円/1錠
バイアグラジェネリック:25mg 440円 〜 820円/1錠

レビトラ:20mg 1,600円〜/1錠
レビトラ:10mg 1,600円〜/1錠

シアリス:20mg 1,600円 〜 1,900円/1錠
シアリス:10mg 1,500円 〜 1,800円/1錠

成分

有効成分名:シルデナフィルクエン酸塩

・PDE-5の阻害に作用する

・水に溶けやすいという性質がある
シルデナフィルについてはこちら

有効成分名:塩酸バルデナフィル水和物

・PDE-5の阻害に作用する

・水に溶けやすいという性質がある

・バイアグラよりも水に溶けやすい

バルデナフィルについてはこちら

有効成分名:タダラフィル

・PDE-5の阻害に作用する

・ブロック状の分子構造をしているため、吸収されるのに時間がかかる

・水に溶けにくく体内への吸収が遅い
タダラフィルについてはこちら

効果

男性器の正常な勃起をサポート

・血管を拡張させる物質、サイクリックGMPの分解酵素であるPDE-5の作用を阻害

・男性器にあるサイクリックGMPを増殖させ、血行促進による正常な勃起をサポート

効果が出る時間

服用後、30分~1時間程度

服用後、30分程度

服用後、1時間程度

効果が最も高い
時間

服用後、1時間程度

バイアグラの効果のピークは、服用から1時間程度あとです。そのため、バイアグラは性行為を行う1時間程度前に服用するのがベストです。

服用後、45分程度

レビトラの効果のピークは、服用から45分程度あとです。そのため、レビトラは性行為を行う1時間程度前に服用するのがベストです。

服用後、60分~4時間程度

シアリスの効果のピークは、服用から60分~4時間程度あとです。3時間程度あればほとんどの場合でピークを迎えるため、シアリスは性行為を行う3時間程度前に服用するのがベストです。

効果持続時間

5時間程度

5時間~10時間程度

24時間~36時間程度

飲み方

1日1回、24時間以上間隔を空ける

バイアグラの正しい飲み方

1日1回、24時間以上間隔を空ける

レビトラの正しい飲み方

1日1回、24時間以上間隔を空ける

シアリスの正しい飲み方

食事の影響

受ける

・食前の服用が推奨される

・食後に服用する場合、2時間ほど間隔を空けること

・食後の服用の場合、食事は脂質が少なめのものを選ぶこと
バイアグラと食事

食事の内容により効果発現時間が遅れることがある

・標準的な食事(700kcal)かつ脂肪の割合が30%以下(210kcal)であれば食事の影響を受けない

・空腹時(食前30分前)に服用すると効果を得やすい

食事摂取による影響は認められない

シアリスは、800kcal未満の食事であれば影響を受けない(※1)

・空腹時に服用したほうが効果を得やすい
シアリスと食事

アルコールの影響

適度なアルコール量での影響は認められない(※2)

・少量の飲酒はリラックス効果をもたらしEDの改善に良い

・飲み過ぎは脳機能を阻害し勃起力を低下させる

アルコールと薬の成分、両者にある血管拡張作用により急性アルコール中毒のリスクが高まる
バイアグラとアルコールの関係

適度なアルコール量での影響は認められない(※3)

・少量の飲酒はリラックス効果をもたらしEDの改善に良い

・飲み過ぎは脳機能を阻害し勃起力を低下させる

アルコールと薬の成分、両者にある血管拡張作用により急性アルコール中毒のリスクが高まる
レビトラとアルコールの関係

適度なアルコール量での影響は認められない(※1)

・少量の飲酒はリラックス効果をもたらしEDの改善に良い

・飲み過ぎは脳機能を阻害し勃起力を低下させる

アルコールと薬の成分、両者にある血管拡張作用により急性アルコール中毒のリスクが高まる
シアリスのとアルコールの関係

副作用

現れやすい

・顔のほてりや目の充血(※2)

・お腹の張りや胃の不快感

・鼻詰まり

・頭痛

・特に現れやすい副作用は、顔のほてりや目の充血などである
バイアグラの副作用

現れやすい

・顔のほてりや目の充血(※3)

・お腹の張りや胃の不快感

・鼻詰まり

・頭痛

・特に現れやすい副作用は、顔のほてりや目の充血などである
レビトラの副作用

あまり現れない

・頭痛、めまい、ほてりなどの血管拡張からくる症状は軽度である

・まれに消化不良や背部痛、筋痛が起きることがある
シアリスの副作用

併用禁忌

あり

・塩酸アミオダロン製剤

・硝酸剤

・慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬
バイアグラの併用禁忌薬

あり

・硝酸剤

・抗ウイルス薬(HIV治療薬)

・内服の抗真菌薬

・抗不整脈薬

・慢性血栓塞栓性肺高血圧症
レビトラの併用禁忌薬

あり

・硝酸剤

・慢性血栓塞栓性肺高血圧症
シアリスの併用禁忌薬

その他注意点

服用後の食事は1時間程度空ける

・食後の服用の場合は間隔を空けること

・グレープフルーツジュースで服用しないこと(必要以上に有効成分の吸収が高まり、副作用が出やすくなるため)

・頭痛や鼻閉の副作用が気になる場合、頭痛薬や鼻炎薬の併用が可能である

グレープフルーツに注意

・グレープフルーツジュースで服用しないこと(必要以上に有効成分の吸収が高まり、副作用が出やすくなるため)(※3)が発生する場合があります。

・頭痛や鼻閉の副作用が気になる場合、頭痛薬や鼻炎薬の併用が可能である

用法用量を勝手に変えない

・シアリスは他2剤に比べて効果が緩やかだが、用法用量を勝手に変えないこと

・グレープフルーツジュースで服用しないこと(必要以上に有効成分の吸収が高まり、副作用が出やすくなるため)

・頭痛や鼻閉の副作用が気になる場合、頭痛薬や鼻炎薬の併用が可能である

偽造薬
(厚生労働省
未承認薬)
について

・2016年の調査結果では、インターネットで流通している海外製品のED治療薬の約4割が偽造品であることが判明

・偽造品の配合成分にばらつきがあり、中には有効成分が全く含まれていないものや不純物が配合されているものもある

・偽造品の服用によって重篤な副作用を引き起こす可能性もあり、中には死亡例も出ている

薬剤の特徴

・1999年に日本でED治療薬として販売が開始され世界で初めて認可されたED治療薬

・バイアグラが登場した当時は画期的な発明に世界が沸き日本でも一時社会現象となった

・誤った情報が拡散されたこともあったが、いまだに根強い人気を誇っている

・食事の影響を受けやすいといわれているバイアグラの弱点をある程度克服したED治療薬

・2004年に日本で承認された

・水に溶けやすい構造をしているため、バイアグラやシアリスに比べて効果が現れるまでの時間が早い

・2007年7月に日本で承認されたED治療薬

・2013年に世界シェア42%(※1)を記録した

シアリスの有効成分であるタダラフィルは水に溶けにくいため、持続時間が最大36時間程度と長い

バイアグラ・レビトラ・シアリスの
効果・効果時間について

ED治療薬によって、効果や効果が現れる時間、持続時間は異なります。それぞれのED治療薬の効果について見ていきましょう。

効果について

バイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスは、それぞれ有効成分が異なりますが、薬の種類はすべて同じPDE-5阻害薬です。そのため、効果時間などは異なりますが、基本的には同じ効果を有しています。

バイアグラの有効成分である「シルデナフィル」には、PDE-5という酵素の働きを阻害し、cGMP(環状グアノシン一リン酸)が分解されるのを防ぐ効果があります。cGMPには、陰茎海綿体の筋肉を弛緩させて血液を流し込む作用があり、これによって男性器は勃起します。cGMPが分解されると正常な勃起が困難です。そのため、cGMPを分解するPDE-5の働きを阻害することが、ED治療につながります。レビトラジェネリックの有効成分である「バルデナフィル」やシアリスの有効成分の「タダラフィル」も同じ効果を持っているため、ED治療薬として承認されています。

しかし、これらのPDE-5阻害薬はあくまでも正常な勃起をサポートするための医薬品です。いわゆる、精力剤のような効果や媚薬のような効果はありません。バイアグラやレビトラジェネリック、シアリスを服用しても、性的な刺激や興奮がなければ勃起することはありません。

効果があらわれるまでの時間や持続時間

バイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスの効果時間は、それぞれ大きく異なります。
各ED治療薬が、効果があらわれるまでの時間は下記の通りです。

効果が表れるまでの時間

  • バイアグラ:30分~1時間程度
  • レビトラジェネリック:10分~30分程度
  • シアリス:1時間程度

各ED治療薬の、効果が最も高くなる時間は下記の通りです。

効果が最も高くなる時間

  • バイアグラ:1時間程度
  • レビトラジェネリック:45分程度
  • シアリス:30分~4時間程度

このことから、レビトラジェネリックが最も即効性が高く、シアリスは緩やかに効果を発揮していくことがわかります。
各ED治療薬の、持続時間については下記の通りです。

効果の持続時間

  • バイアグラ:最低5時間程度
  • レビトラジェネリック:5時間~10時間程度
  • シアリス:24時間~36時間程度

レビトラジェネリックと、シアリスの持続時間は、容量によって異なるため幅が広いです。シアリスは、水に溶けにくいことから他のED治療薬と比較して持続時間が長い傾向にあります。金曜日の夜に飲めば、日曜日の朝まで持続することからウィークエンドピルとも呼ばれています。

バイアグラ・レビトラ・シアリスの
飲み方・食事の影響について

ED治療薬は、飲み方や食事にどのような影響を受けるのでしょうか。ED治療薬の飲み方や、食事との関係について見ていきましょう。

飲み方について

ED治療薬の飲み方に関しては、バイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスともに大きな違いはありません。1日に1回、水で服用します。基本的には水で飲みますが、お茶や清涼飲料水などでも問題ありません。アルコールでの服用も可能ですが、その場合は飲み過ぎには注意が必要です。アルコールを多量に摂取すると脳の働きが抑制され、ED治療薬を服用していても正常な勃起が行われない可能性があります。また、血管拡張作用によってアルコールが急速に全身に回り、アルコール中毒にかかる可能性もあります。
ED治療薬を、服用するのに適したタイミングは下記の通りです。

  • バイアグラ:性行為を行う1時間程度前
  • レビトラジェネリック:性行為を行う1時間程度前
  • シアリス:性行為を行う3時間程度前

シアリスは、他のED治療薬より持続時間が長いですが、効果を発揮するまでに時間がかかります。個人差がありますが、3時間あればほとんどの場合で効果があらわれるでしょう。

また、3種類のED治療薬すべてにいえることですが、食前の空腹時に服用するのが理想的です。レビトラジェネリックやシアリスは、食事の影響を受けにくいED治療薬ですが、空腹時により効力を発揮しやすいといわれています。
食後に、バイアグラやレビトラジェネリックを服用する場合は、最低2時間空けると良いでしょう。2時間あれば、胃の中のものはほとんど消化されます。シアリスは、食事の影響を受けにくいといわれており、食後に服用しても大きな影響はないとされています。ただし、800kcal以上の食事の場合は影響が出やすいといわれているため、その場合は服用するまで時間を置きましょう。

食事の影響について

食事の影響をどれだけ受けるかは、服用するED治療薬によって大きく異なります。

3種類のED治療薬のなかでも、バイアグラは食事の影響を受けやすい薬です。バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、血液に吸収されることで効果を発揮します。しかし、服用時に胃のなかに食べ物が残っていると、その油によって成分が取り囲まれ、うまく吸収されない可能性があります。本来の効果を発揮できない恐れや、効果があらわれるのが遅くなる恐れがあるため注意しましょう。

レビトラジェネリックは、バイアグラよりも食事の影響を受けにくいED治療薬です。レビトラジェネリックの場合、製造元であるバイエルの資料によると「標準的な食事の影響は受けない」とされています。「標準的な食事」は、栄養学で定義されており、成人男性の場合は1食あたりおよそ700kcalです。レビトラジェネリックを服用する場合は、標準的な食事の範囲であれば食事を気にする必要がありません。ただし、食事に含まれる脂肪の割合には注意が必要です。食事の影響を受けない条件として「総エネルギーの脂肪の割合は30%以下」という項目があります。つまり、700kcalの食事でも、脂肪が210kcalを超えた場合には食事の影響を受ける可能性があるため注意しましょう。

シアリスは、レビトラジェネリックよりも、さらに食事の影響を受けにくいED治療薬です。シアリスは、メーカー発表によると800kcal未満の食事であれば、食事の影響を受けないとされています。レビトラジェネリックに比べて、100kcalの余裕があることからシアリスは、食事の影響を受けにくいことがわかります。

(※1、3)

バイアグラ・レビトラ・シアリスの
副作用について

ED治療薬を服用する際に、注意するべきなのが副作用です。副作用の内容や、副作用が出たときの対処法を確認しましょう。

副作用について

バイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスは、同じPDE-5阻害薬であるため起こりうる副作用も似ています。

よく見られる副作用としては、顔のほてりやめまい、頭痛などが挙げられます。ED治療薬を服用したことで、血行が促進され血圧が下がることによって発生します。その他にも、目の充血や鼻づまり、鼻血、消化不良、動悸、特定の色が認識しづらくなる色覚変化なども起きるケースがあります。

こうした軽度の副作用以外にも、極稀に重篤な副作用が起きる場合もあります。たとえば、長時間にわたって勃起が治まらない持続勃起症です。一見すると、それほど深刻な症状に思えないかもしれませんが、陰茎内部では動脈が破れて大量に出血している可能性があります。1日以上、勃起が続けば勃起障害に陥ることもあるでしょう。4時間を超えて、勃起が持続した場合は、持続勃起症の疑いが強いため、早めに医師に相談しましょう。また、確率は低いながらも突発性難聴や狭心症の症状が発生する場合もあるため、体に異変が出ていないか確認しましょう。

副作用の発生する確率ですが、バイアグラとレビトラジェネリックの場合、服用したほとんどの人がなんらかの症状を訴えています。しかし、そのほとんどがほてりや頭痛といった軽度の症状です。シアリスは、他の2剤と比べ副作用の発生率自体が低く、ほとんどが軽度の症状のため、深刻に考えすぎない方が良いでしょう。

(※1、2、3)

CONTRAINDICATIONS FOR COADMINISTRATION

商品名

バイアグラ

レビトラ

シアリス

発売時期

1999年

2004年

2007年

製造販売元

ヴィアトリス製薬

バイエル薬品株式会社

日本イーライリリー株式会社
(販売元)日本新薬株式会社

厚労省による製造販売承認

医療機関の仕入れルート

医療機関

医療機関

医療機関

商品名

カマグラ

ペネグラ

カベルタ

シラグラ

発売時期

-

-

-

-

製造販売元

Ajanta Pharma

Zydus Cadila

Sun Pharmaceutical

Cipla

併用禁忌薬

-

-

-

-

厚労省による製造販売承認

×

×

×

×

医療機関の仕入れルート

個人輸入

個人輸入

個人輸入

個人輸入

バイアグラ・レビトラ・シアリスのジェネリック医薬品(後発医薬品)について

3種類のED治療薬には下記のジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。

従来の医薬品(先発医薬品) ジェネリック医薬品(後発医薬品)
バイアグラ シルデナフィル錠
レビトラ バルデナフィル錠
シアリス タダラフィル錠

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、従来の医薬品(先発医薬品)と同等の効果や副作用を持ちます。ジェネリック医薬品(後発医薬品)の、製造承認を厚生労働省から得るには「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準をクリアする必要があります。最高血中濃度到達時間や最高血中濃度、代謝時間など詳細に至るまで試験を行います。従来の医薬品(先発医薬品)と、ほぼ同じ作用であることが証明されたのがジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
一方、ジェネリック医薬品(後発医薬品)と従来の医薬品(先発医薬品)には下記のような違いがあります。

  • 添加物
  • 形状
  • 販売元の製薬会社
  • 価格

特に大きな違いは価格です。医薬品によっては従来の医薬品(先発医薬品)の半額以下で購入できるものもあります。

(※5)

副作用について

バイアグラ、レビトラジェネリック、シアリスは、同じPDE-5阻害薬であるため起こりうる副作用も似ています。

よく見られる副作用としては、顔のほてりやめまい、頭痛などが挙げられます。ED治療薬を服用したことで、血行が促進され血圧が下がることによって発生します。その他にも、目の充血や鼻づまり、鼻血、消化不良、動悸、特定の色が認識しづらくなる色覚変化なども起きるケースがあります。

こうした軽度の副作用以外にも、極稀に重篤な副作用が起きる場合もあります。たとえば、長時間にわたって勃起が治まらない持続勃起症です。一見すると、それほど深刻な症状に思えないかもしれませんが、陰茎内部では動脈が破れて大量に出血している可能性があります。1日以上、勃起が続けば勃起障害に陥ることもあるでしょう。4時間を超えて、勃起が持続した場合は、持続勃起症の疑いが強いため、早めに医師に相談しましょう。また、確率は低いながらも突発性難聴や狭心症の症状が発生する場合もあるため、体に異変が出ていないか確認しましょう。

副作用の発生する確率ですが、バイアグラとレビトラジェネリックの場合、服用したほとんどの人がなんらかの症状を訴えています。しかし、そのほとんどがほてりや頭痛といった軽度の症状です。シアリスは、他の2剤と比べ副作用の発生率自体が低く、ほとんどが軽度の症状のため、深刻に考えすぎない方が良いでしょう。

(※1、2、3)

その他のED治療薬

ED治療薬には、先述した3種類以外にも下記のような医薬品があります。

商品名 ステンドラ ザイデナ エムヴィックス ヘレバ
成分 アバナフィル ウデナフィル ミロデナフィル ロデナフィル
効果が出る時間(服用後) 15〜40分 40〜60分 40〜70分 40〜60分
効果持続時間※ 4時間 8〜10時間 8〜10時間 6時間
食事の影響 比較的受けにくい 不明
副作用※ 現れにくい 頭痛やほてりが現れやすい

※ステンドラ、ザイデナ、エムヴィックスは用量100mg、ヘレバは用量80mgの場合を想定しています。

上記のED治療薬は、既に紹介したED治療薬と似た作用機序を持ちますが、厚生労働省の製造販売承認を得ていません。そのため、購入するには個人輸入などに頼る必要があります。しかし通販などで売られている薬剤は、正規品よりも安価ですが下記のような可能性があるため購入・服用するのは避けましょう。

  • 不衛生な方法・場所で製造されている
  • 偽造医薬品である
  • 有効成分の含有量が基準より少ない

通販で販売されるED治療薬は安いですが、健康を害する可能性があるため、ED治療の際は医師の診察のもと、ED治療薬を処方してもらいましょう。

(※5)

ABOUT

患者様の中にはED治療は恥ずかしく、痛みが伴うのではないかと考える方も多いでしょう。イースト駅前クリニックの治療では、触診などは行っておらず問診や診察を通して症状を確認します。日本国内で承認されている、正規品のED治療薬を処方し治療を行うため、痛みなどが伴うことはありません。また、EDは満足な性行為ができないことを指します。少しでも症状があればED治療の対象でとなります。

イースト駅前クリニックには、EDの専門知識や実治療績を持つ医師が多数在籍しています。EDの症状に悩んでいる方は、

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イースト駅前クリニック 池袋院 院長

AGA(薄毛)の治療に関しては、近年カツラだけでなく薬剤の使用も一般的となるなど治療の方法も多様化してきました。そのため、患者様一人一人の状況にあった治療方法を選びやすくなっています。イースト駅前クリニックについては、プロペシアをはじめとした内服薬や、アロビックスといった塗布の薬などを取り扱っています。通常の薬剤では、金額が気になるという方でもジェネリック薬品を取り扱っているためご安心ください。薄毛が気になる、自分がAGAかも知れない、と思う方は一度ご来院いただければと思います。

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