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早漏はトレーニングで対策できる？筋トレ方法やその他の改善法も紹介

最終更新日：2025年1月30日

早漏はトレーニングで対策できることをご存知でしょうか？この記事では、早漏対策に有効な筋トレ方法やケーゲル体操をはじめ、射精力を高める筋トレや精力増強のポイント、心因性早漏や衰弱性早漏の改善方法についても詳しく解説します。早漏でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

1999年3月
名古屋大学医学部　卒業
1999年4月
名古屋大学病院　勤務
2002年5月
湘南鎌倉総合病院　勤務
2004年1月
名古屋大学医学部付属病院泌尿器科　勤務
2005年7月
小牧市民病院泌尿器科　勤務
2007年7月
春日井市民病院勤務泌尿器科　勤務
2019年5月
すずかけセントラル病院　勤務
2023年6月
イースト駅前クリニック船橋院　院長就任
2024年11月
イースト駅前クリニック新橋院　院長就任

資格

泌尿器科専門医
日本医師会認定産業医
緩和ケアセミナー研修指導者

EDのその他監修記事

AGAのその他監修記事

目次※知りたい情報をクリック

1.早漏とは？

2.早漏対策にトレーニング・筋トレは有効？

3.「骨盤底筋トレーニング」とは？

4.早漏対策トレーニングの方法

5.筋トレ・トレーニング以外の早漏の対策法

6.早漏改善の筋トレやトレーニングを試してみましょう

7.お近くのED治療専門クリニックを探す

8.参考URL

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早漏とは？

早漏とは、意図せず早く射精してしまう状態のことで、男性性機能障害の一種です。射精のコントロールが難しいことで、パートナーとの満足な関係が築けず、ストレスや苛立ちなどの精神的負担に繋がることも少なくありません。

国際的な定義としては以下の基準が挙げられています。

性交時に射精が殆どいつも、腟内挿入前または挿入後1分以内に起きる状態
腟内挿入中に射精を遅らせることが全く、あるいは殆ど不可能な状態
性交時に射精が早い事が苦痛やフラストレーション、性交を避けるといった負の影響をもたらす状態

（※1）

早漏対策にトレーニング・筋トレは有効？

早漏対策として、トレーニングや筋トレが有効とされています。射精の際には骨盤底筋の1つである「球海綿体筋」が収縮し、骨盤底筋が緩むと射精が抑えられるといわれていますが、その詳細なメカニズムはまだ完全には解明されていません。2003年にイタリアの研究チームが行った研究では、骨盤底筋トレーニングと早漏治療薬の効果を比較し、治療薬には及ばないものの、トレーニングにも一定の早漏改善効果があることが確認されました。

また、他の研究でも同様に、骨盤底筋トレーニングが早漏対策に一定の効果があるとされています。特に、骨盤底筋体操のような自宅で行えるトレーニングでも骨盤底筋を鍛えることができるため、日常的な取り組みで早漏対策をサポートする手段として期待されています。

（※2、3）

「骨盤底筋トレーニング」とは？

骨盤底筋トレーニングとは、骨盤底筋を鍛えることで早漏の改善が期待できるトレーニング方法です。「ケーゲル体操」とも呼ばれ、もともと腹圧性尿失禁や骨盤内臓器脱といった疾患の予防にも効果があるとされています。骨盤底筋を強化することで、射精コントロール力が向上し、性機能の改善に役立つとされています。

ケーゲル体操のやり方

ケーゲル体操は、骨盤底筋を鍛えるための簡単なトレーニングで、早漏改善や排尿コントロール力の向上に役立ちます。やり方は、まず骨盤底筋を意識することが重要で、排尿を途中で止めたり、ガスの通過を止めるときに使う筋肉を締める動作を参考にしたりするとわかりやすいでしょう。

方法としては、まず骨盤底筋をゆっくり引き締め、3〜5秒間その状態を保ち、ゆっくりと力を抜きます。この動作を1セットとし、10回ほど繰り返すのが理想です。慣れてきたら立った状態や座った状態など、さまざまな姿勢で行うことで、日常生活に取り入れやすくなります。ケーゲル体操は継続が大切なので、意識して実践していくことをおすすめします。

（※4）

早漏対策トレーニングの方法

早漏対策として、射精をコントロールするトレーニングが効果的です。興奮や刺激を受けた際に射精を抑えることで、自分の限界を知り、持続時間を延ばす訓練ができます。代表的な方法として「スタートアンドストップ法」と「圧迫法」があります。

スタートアンドストップ法では、自分やパートナーが陰茎への刺激を与え、射精しそうになる直前で刺激を止めます。この刺激と停止を繰り返すことで、射精のタイミングをコントロールする力が身につき、持続時間が長くなることが期待されます。

圧迫法は、同様に射精しそうになるまで陰茎に刺激を与え、射精が近づいたと感じたら亀頭のすぐ下を10～20秒間圧迫して射精を抑えるものです。この圧迫によって射精の反応を鈍らせ、持続時間を延ばす効果が期待できます。

（※1、6）

筋トレ・トレーニング以外の早漏の対策法

行為中に工夫を取り入れる
カウンセリングを受ける
医療機関に相談（治療薬を服用）する

筋トレやトレーニング以外にも、早漏対策にはさまざまな方法があります。ここでは、薬の使用や生活習慣の改善など、トレーニング以外の対策法について詳しく解説していきます。

行為中に工夫を取り入れる

早漏対策として、パートナーと相談し、行為中に工夫を取り入れることも効果的です。行為の中で前述した「スタートアンドストップ法」や「圧迫法」などのトレーニングを実践し、射精のタイミングをコントロールします。また、陰茎の感度を抑える即時性のある方法として、コンドームの使用も有効です。コンドームによって感覚が少し鈍るため、持続時間が延びやすくなります。パートナーと協力しながら行為中に工夫を取り入れることで、早漏の対策に繋がるでしょう。

（※1、6）

カウンセリングを受ける

早漏の原因が心理的な要因に関係している場合、カウンセリングなどの精神療法が効果を発揮します。人間関係の問題やストレスが早漏の引き金になっているケースもあり、カウンセリングによってその根本的な原因が解消される可能性があります。また、カウンセリングを薬物療法と組み合わせることで、より効果的に改善が図れることも多くなっています。さらに、パートナーと率直に話し合うこと自体が、改善への一歩となることもあります。

医療機関に相談（治療薬を服用）する

早漏の対策として、医療機関での薬物療法を相談するのも効果的な方法です。薬物療法には、陰茎に麻酔薬を塗布して感覚を鈍らせ、射精を遅らせる方法や、抗うつ剤や鎮痛剤などの経口薬の服用など、さまざまな選択肢があります。どの薬が適しているかは個人の状態によって異なるため、専門の医師に相談し、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

（※7、8）

早漏改善の筋トレやトレーニングを試してみましょう

早漏の対策には、筋トレやトレーニングが効果的であることを紹介しました。特に骨盤底筋トレーニングや行為中の工夫は、自宅でも簡単に取り入れられるため、日常的に実践しやすい方法です。また、薬物療法や心理的なアプローチなど、早漏改善にはさまざまな方法があります。

イースト駅前クリニックでは、豊富な実績から患者様一人ひとりに合った治療を提案しています。オンライン診療も実施しているので、全国どこからでも相談可能です。早漏やEDに悩む方は、信頼できる医療機関での診療を通じて、自分に合った対策法を見つけることが大切です。ぜひ、お近くのイースト駅前クリニックにお気軽にご相談ください。

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