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リベルサスとマンジャロを徹底比較！5分で自分に合うダイエット薬がわかる

最終更新日：2025年7月2日

リベルサスとマンジャロは、ダイエットにおいてよく比較される医薬品です。どちらが痩せやすいのか、自分にはどちらが合っているのか、気になる方は多いでしょう。
このコラムでは、リベルサスとマンジャロの特徴を紹介し、効果や投与方法などを徹底比較します。どちらを使用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

2004年03月
東邦大学医学部医学科卒業
2008年04月
戸塚共立第一病院
2010年04月
聖マリアンナ医科大学　皮膚科学教室　任期付助教
2011年11月
町屋皮フ科クリニック　院長
2016年04月
所沢中央病院健診クリニック
企業・社会福祉法人　嘱託医
2020年05月
堀之内ハーモニー皮膚科　院長
2021年06月
イースト駅前クリニック秋葉原院　院長就任

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目次※知りたい情報をクリック

1.リベルサスとマンジャロの違いは？一目でわかる比較表

2.リベルサスとは

3.マンジャロとは

4.リベルサスとマンジャロどちらが痩せる？臨床試験データを比較

5.リベルサスとマンジャロどちらがよい？選ぶポイント

6.リベルサスとマンジャロの比較に関するよくある質問

7.リベルサスとマンジャロで迷う男性はイースト駅前クリニックにご相談を

8.リベルサスとマンジャロの違いは効果と投与方法

9.参考URL

リベルサス・マンジャロの処方は
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リベルサスとマンジャロの違いは？一目でわかる比較表

	リベルサス	マンジャロ
投与方法	経口薬	注射剤
効果の特徴	血糖値を下げたり、食欲を抑制したりする	強力な血糖値改善、体重減少の効果がある
作用する仕組み	GLP-1受容体に作用	GIPとGLP-1両方の受容体に作用
副作用	消化器症状 ※飲み始めの数週間で落ち着くことがほとんど	消化器症状 ※起こる頻度が高い
強み	錠剤のため、注射が苦手な人にとっては服用しやすい	HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）の改善が著しく、体重減少の効果も高い

リベルサスとマンジャロの違いは、大きくわけて2つあります。ひとつは、効果の特徴です。リベルサスは血糖値を下げるほか、食欲を抑制したり、胃の排出をゆるやかにしたりする作用があります。これにより、リベルサスは副次効果として体重減少が明らかになっているのです。リベルサスとほぼ同じ効果ですが、マンジャロは血糖値の改善効果が高く、強力な体重減少が効果として認められています。

マンジャロのほうが痩せるの？
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2つ目は、投与方法です。リベルサスは錠剤のため、飲み薬として服用します。マンジャロは注射剤で、自己注射することが一般的です。

（※1、2、3、5、6、7）

リベルサスは、2型糖尿病治療薬として日本で認可されている薬です。ここでは、リベルサスがダイエットに効果的な理由や効果の詳細について解説します。

（※1、2、3、4）

リベルサスはGLP-1受容体作動薬のひとつ

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる2型糖尿病治療薬のひとつです。有効成分「セマグルチド」が、私たちの体内にあるホルモン「GLP-1」と同様の働きをするため、GLP-1受容体作動薬と呼ばれています。

GLP-1とは、小腸から分泌されるホルモンで、すい臓に働きかけてインスリンの分泌を促進する役割を持ちます。セマグルチドはGLP-1と同じ作用があり、同じくインスリンの分泌を促進する働きがあるのです。

（※1、2、3、4）

血糖値改善と食欲抑制の効果がある

インスリンは血糖値を下げる重要なホルモンであり、糖尿病治療において欠かせない存在です。繰り返しになりますが、リベルサスの有効成分「セマグルチド」は、インスリンの分泌を促す作用があるため、血糖値を改善します。ダイエットにおいても、血糖値が安定することは、太りにくい体につながるため有効です。

また、食欲を抑制する効果があるため、自然に食事量を減らせます。結果的に体重が減り、ダイエットできるわけです。

（※1、2、3、4）

リベルサスで何kg痩せる？
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リベルサスの強みは「飲み薬」であること

メディカルダイエットに用いられる薬として代表的なGLP-1受容体作動薬（GIP/受容体作動薬）は、リベルサス以外、注射剤です。注射剤は基本的に自己注射をするため、抵抗のある人はいるでしょう。

注射が苦手な人にとって、リベルサスは飲み薬で服用しやすく、継続しやすいです。たとえ注射を1、2回できたとしても、継続しなければ減量できません。ただし、服用しやすい反面、マンジャロと比較すると体重減少の効果は劣る傾向にあります。

（※1、2、3、4）

リベルサスでダイエットする前に知っておくべきこと
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マンジャロとは

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬
血糖値改善と体重減少の効果がある
マンジャロの強みは「強力な効果」が期待できること

マンジャロは、リベルサスと同じく2型糖尿病治療薬として国内で認可されている医薬品です。ここでは、マンジャロがダイエットに効果的な理由や効果の詳細について解説します。

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬

マンジャロは、GIP/GLP-1受容体作動薬に分類されます。なお、2024年3月、マンジャロと同じ有効成分「チルゼパチド」を含む「ゼップバウンド」が、肥満治療薬として厚生労働省に認可されました。

マンジャロの有効成分「チルゼパチド」は、私たちの体内にあるホルモン「GIP」「GLP-1」と同様の働きをするため、GLP-1受容体作動薬と呼ばれています。

【GIPとGLP-1とは？】

GIP（グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド）
・エネルギー消費を高め、抗肥満ホルモンとも呼ばれる「レプチン」の分泌を増進させる
・食欲抑制やインスリン分泌の促進の作用がある

GLP-1（グルカゴン様ペプチド−1）
・インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる作用がある
・食欲抑制や胃排出の抑制作用がある

（※5、6、7、8）

血糖値改善と体重減少の効果がある

マンジャロの有効成分「チルゼパチド」は、GIPとGLP-1の受容体どちらにも作用することから、血糖値の改善効果が高いとされています。また、マンジャロは糖尿病治療薬として開発されましたが、その高い体重減少効果から、ダイエット目的でも注目されています。

実際に、マンジャロを使用した臨床試験では、糖尿病患者だけでなく、肥満のある非糖尿病者においても体重減少が確認されました。体重の減少は、食欲抑制、摂取カロリーの減少、脂肪の代謝促進など、複数のメカニズムが関与していると考えられています。

マンジャロを服用すると何kg痩せる？
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（※5、6、7）

マンジャロの強みは「強力な効果」が期待できること

マンジャロのダイエットにおける強みは、強力な体重減少の効果です。BMIが高く、大幅に減量したい人にとマンジャロは向いていると考えられます。体重減少のうち、約8割は体脂肪によるものです。体脂肪率が高い人にも効果的といえるでしょう。

ただし、体重減少が著しい反面、急激な減量により健康に悪影響を与えるほか、食欲抑制の高い効果により拒食症になる危険性も懸念されています。また、リベルサスよりも主な副作用である消化器症状が起こりやすいことがわかっています。

マンジャロでダイエットする前に知っておくべきこと
詳しくはこちら

（※5、6、7、9、10）

リベルサスとマンジャロどちらが痩せる？臨床試験データを比較

リベルサス
マンジャロ

リベルサスとマンジャロどちらが痩せるのか、臨床試験データをもとに比較しました。なお、同条件での比較はできず、また効果には個人差があります。

リベルサス

【日本人の2型糖尿病患者を対象にした体重減少の結果】

含有量	体重減少
3mg	0.4～1.3kg減少
7mg	0.5～2.2kg
14mg	1.7～3.3kg

国内第3相臨床試験「PIONEER 10」では、日本人の2型糖尿病患者を対象に、リベルサスを26週間の服用期した結果、0.4～1.3kg減少しています。

アメリカで発表された「PIONEER 8 試験」では、多国籍の2型糖尿病患者を対象に、リベルサスを26週間の服用期間したところ、以下のとおり結果が出ました。

【多国籍の2型糖尿病患者を対象にした体重減少の結果】

含有量	体重減少
3mg	0.0～1.8kg減少
7mg	1.0～3.0kg
14mg	2.3～4.2kg

この試験では、最大4.2kgの減少が見られ、服用を続けることで半年以内に4kg以上の減量も可能であることが示されています。（米国国立医学図書館提供）

リベルサスで体重－10kg以上、ウエスト－10cm以上可能！
イースト駅前クリニックの症例はこちら

（※11、12）

マンジャロ

【マンジャロ（チルゼパチド）の海外第3相試験】

含有量	体重減少
5mg	-7.6kg
10mg	-9.3kg
15mg	-11.2kg

※維持用量5mg群・10mg群・15mg群、いずれも初回投与量を2.5mgし、各維持用量に達するまで4週間ごとに2.5mgずつ増量した。
※用量の増量期間は最大24週間で、最も期間が長い15mg群では、20週間かけて15mgまで増量したあと、維持用量を4週間投与した。

2型糖尿病患者を対象にした臨床試験では、40週時点でマンジャロ（チルゼパチド）5mgを投与された人は、平均7.6kgの体重減少が確認されました。さらに、日本人の2型糖尿病患者を対象とした臨床試験でも、体重が4.0～10.7kg減少したという結果が得られています（米国国立医学図書館提供）。

結果、臨床試験の比較では、リベルサスよりもマンジャロのほうが減量効果が高いとわかりました。

（※13、14）

リベルサスとマンジャロどちらがよい？選ぶポイント

飲み薬か注射剤か
体調と効果どちらを優先するのか

リベルサスとマンジャロの違いについて、これまで解説しました。どちらを選ぶかは、自分自身が継続できるのか、何を優先するのかで異なります。ここでは、リベルサスとマンジャロどちらを選ぶかのポイントを見ていきましょう。なお、医師の診断によっては、希望する薬が処方されない可能性もあります。

飲み薬か注射剤か

リベルサスとマンジャロ、どちらを選ぶかは投与方法を基準にするとよいでしょう。リベルサスは1日1回1錠を、起床して最初の食事前に飲みます。マンジャロは週に1回、決まった曜日に自己注射します。飲み薬か注射剤、また投与する頻度を比較し、どちらなら続けやすいか考えましょう。

体調と効果どちらを優先するのか

リベルサスとマンジャロ、どちらを選ぶかは副作用と体重減少の効果、どちらを優先すするのかで判断してもよいでしょう。リベルサスは主な副作用として消化器症状が挙げられますが、数週間程度で落ち着くことがほとんどです。また、極端な体重減少になる可能性は低いため、健康的に痩せられるでしょう。

マンジャロは、これまでのダイエット薬のなかでも、ひじょうに体重減少の効果が高いとされています。ただし、マンジャロはリベルサスと同じ副作用が挙げられますが、発生する確率が高く、体調への影響が懸念されます。どちらの薬も、医療機関を受診して医師の診断のもと処方されますが、体調面を優先する人はリベルサスが向いているでしょう。

リベルサスとマンジャロの比較に関するよくある質問

リベルサスの効果はいつから表れますか？
マンジャロの効果はいつから表れますか？
リベルサスとマンジャロは併用できますか？
リベルサスとマンジャロをやめたらどうなりますか？

リベルサスとマンジャロの比較について、よくある質問に回答します。

Q.リベルサスの効果はいつから表れますか？

A. 個人差はありますが、早ければ1～3カ月程度で体重減少の効果が期待できます。

リベルサスは、服用開始から徐々に食事量が減ることで、1～3カ月程度で体重減少の効果が期待できます。ただし、服用を途中で止めると効果が続かないため、医師の指示に従って服用しましょう。

Q.マンジャロの効果はいつから表れますか？

A. マンジャロの投与から数週間以内で効果が表れ始めるでしょう。

海外の臨床試験によると、マンジャロを投与し始めてから4週間で平均2.0kgの体重減少が見られました。そのため、数週間以内で効果が表れるといえます。

（※13）

Q.リベルサスとマンジャロは併用できますか？

A.リベルサスとマンジャロは、併用できません。

リベルサスとマンジャロは、同じ糖尿病治療薬です。併用すると低血糖など副作用のリスクが高まるため、併用できません。

Q.リベルサスとマンジャロをやめたらどうなりますか？

A. 効果はなくなりますが、服用していたときと同じ生活習慣を続ければ体型をキープできるでしょう。

リベルサスやマンジャロの投与をやめると、食欲抑制の効果はなくなるため、服用中と同じ生活習慣で過ごせるかがポイントです。体型をキープするためには、減量に成功して服用をやめたあとも、食事や運動に気を付けて過ごしましょう。

リベルサスとマンジャロで迷う男性はイースト駅前クリニックにご相談を

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の概要
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の魅力
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来で扱う肥満治療薬

リベルサスとマンジャロどちらがよいか迷う場合は、両方の取り扱いがあるイースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来にご相談ください。ここでは、イースト駅前クリニックについてご紹介します。

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット
女性の方はこちら

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の概要

イースト駅前クリニックのメディカルダイエットでは、主にGLP-1受容体作動薬を用いたダイエットを提供しています。リベルサスとマンジャロのほか、ウゴービも取り扱っており、患者さまの安全性に考慮しながら、専門医師によるサポートが可能です。GLP-1受容体作動薬を使用することで、自然に食事量を減らしながら、減量を目指せます。

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の魅力

医師のサポートのもと肥満治療を受けられる
良心的な価格設定で続けやすい
予約なしでも受診ができる
オンライン診療も可能

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来では、男性医師が診察します。男性同士、気軽にご相談いただけます。薬は通いやすい価格に設定しており、都度払いが可能です。来院による診察は予約なしで受診できるため、仕事帰りや時間が空いたときなど、患者さまのご都合でお越しください。また、オンライン診療もおこなっており、どちらも診察料0円で受診いただけます。

イースト駅前クリニックメディカルダイエット外来
オンライン診療はこちら

イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来で扱う肥満治療薬

商品名	用法	規格	数量/1カ月分の処方数	処方価格（税込）	3カ月（5%引き）
リベルサス錠	開始容量	3mg	30錠	6,600円	18,800円
	維持容量	7mg		15,180円	43,200円
	効果不十分	14mg		28,050円	79,900円
ウゴービ皮下注	開始容量	0.25mg SD	4本	19,800円	56,430円
		0.5mg SD		39,000円	111,150円
		1.0mg SD		74,300円	211,755円
		1.7mg SD		99,400円	283,290円
	維持容量	2.4mg SD		135,000円	384,750円
マンジャロ皮下注	開始容量	2.5mg（アテオス）	4本	24,400円	69,540円
		5mg（アテオス）		49,700円	141,645円
		7.5mg（アテオス）		68,200円	194,370円
	維持容量	10mg（アテオス）		97,600円	278,160円
	効果不十分	12.5mg（アテオス）		122,400円	348,840円
	効果不十分	15mg（アテオス）		146,800円	418,380円
カナグル錠	維持容量	100mg	30錠	15,840円	45,100円
防風通聖散料	維持容量	28包	2袋	4,950円	14,850円