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メディカルダイエット
リベルサスの値段や相場は?ダイエット効果や飲み方についても解説
最終更新日:

「リベルサスの値段は?」
「痩せるまでにいくらかかる?」
GLP-1受容体作動薬のひとつ「リベルサス」は、医療機関が提供するメディカルダイエットで用いられる経口薬です。2型糖尿病治療薬として認可されている経口薬のため、ダイエット目的の場合は全額自己負担です。
このコラムでは、リベルサスの相場や痩せるまでにかかる費用などについて解説します。
目次※知りたい情報をクリック

GLP-1受容体作動薬「リベルサス」を用いるメディカルダイエットとは
GLP-1受容体作動薬のひとつ「リベルサス」を用いるダイエットについて、どのような効果があるのか、どのように服用するのかについて解説します。
薬のサポートで自然に食事量を減らして減量
自然に食事量を減らすことでダイエットできます。
リベルサスの有効成分「セマグルチド」には、インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる効果があります。また、食欲抑制や胃の働きをゆるやかにする作用もあり、自然に食事量を減らすことで、摂取カロリーを抑えられるのです。その結果、体重が減少します。
(※1、2、3、4、5)
リベルサスのダイエット効果
リベルサスは、日本人の2型糖尿病患者を対象とした26週間の臨床試験において、3kg以上の減量が期待できるとわかっています。そのほかの臨床試験でも、最大4.2kgの体重減少が認められました。当院では、10kg以上痩せる人もおり、大きな効果が期待できるでしょう。また痩せることで、ウエストも細くなります。
(※1、2、3、4、5、6、7)
リベルサスの飲み方
リベルサスは1日1回1錠を空腹時に飲みます。食事前後に飲むと有効成分の吸収を妨げるため、起床してはじめの食事前に服用しましょう。忘れやすい場合は、枕元に薬と水を準備しておくとよいです。なお、服用後30分間は飲食を避けなくてはなりません。
服用する際はコーヒーや服薬ゼリーではなく、必ず水にしてください。約120ml以下の水と一緒に服用しましょう。
(※1、2、3、4、5)
リベルサスの値段は?相場をもとに解説
リベルサスをダイエット目的で処方する場合、自由診療になるため、費用は全額自己負担です。そのため、一般的に病院を利用するときよりも費用がかかります。リベルサスの相場を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
薬代の相場
3mg | 7mg | 14mg |
---|---|---|
7,000~9,000円前後 | 1万5,000~1万8,000円前後 | 2万5,000~4万円前後 |
リベルサスは容量によって、3mg、7mg、14mgの種類があります。3mgは7,000~9,000円前後、7mgは1万5,000~1万8,000円前後、14mgは2万5,000~4万円前後が相場です。ただし、薬代以外に診察料がかかります。また、オンライン診療の場合は配送料がかかるケースもあるため、受診前に希望する医療機関の総額を調べておきましょう。
薬代以外にかかる費用
医療機関を受診する際は、発熱して病院にかかったときと同じように、診察料がかかります。先述したとおり、リベルサスのダイエット目的での処方は自由診療のため、全額自己負担です。しかし、なかには再診は診察料が無料の医療機関があり、2回目以降は薬代のみで済むケースも少なくありません。
オンライン診療も同様に、診察料がかかり、追加で薬の配送料がかかります。これは1万円以上で無料など、医療機関によって条件を設けている場合もあります。
当院で処方するリベルサスの値段一覧
薬の種類(約1カ月分) | 投与方法 | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
GLP-1受容体作動薬 | リベルサス 3mg 30錠 | 内服(毎日) | 6,600円 |
リベルサス 7mg 30錠 | 15,180円 | ||
リベルサス 14mg 30錠 | 28,050円 |
イースト駅前クリニックでは、リベルサスによるダイエットを1カ月6,600円~始められます。診察料は無料のため、薬代のみでダイエットを始められる点が特徴です。
リベルサスによるダイエットは痩せるまでにいくらかかる?
個人差はありますが、リベルサスの効果は早ければ1~3カ月程度で実感できます。
リベルサスは3mgから服用を開始し、4週間以上使用したのちに維持用量である7mgに増量することが一般的です。7mgを4週間以上服用しても効果が不十分な場合は、医師の判断により、14mgに増量します。
たとえば、3カ月で効果を実感できたと仮定しましょう。リベルサスを1カ月目は3mg、2~3カ月目は7mgを服用した場合の相場は、3万7,000~4万5,000円です。同じ条件で服用した場合、イースト駅前クリニックだと3万6,960円かかります。
(※1、2、3、4)
リベルサスの安すぎる値段に要注意!病院選びのポイント
リベルサスの相場は、3mgの場合7,000~9,000円前後だとお伝えしました。しかし、なかにはそれを下回る値段で処方している病院もあります。安い値段は魅力的ですが、いくつか注意点があるため、参考にしてください。
メディカルダイエット専門の病院か確認する
近年、メディカルダイエットは注目を集めており、さまざまな病院でリベルサスが処方されています。しかし、皮膚科や内科など、専門の外来ではない病院で処方されているケースも多く、注意が必要です。
そのほかの病気と同じように、メディカルダイエットにも専門知識が必要になるため、メディカルダイエット専門の外来がある病院を選びましょう。
薬代以外にかかる費用があるか確認する
リベルサスの値段が安くても、追加費用がかかる可能性があります。診察料や薬の配送料、必要と判断された場合は血液検査の料金がかかるためです。病院のホームページを見て金額がわかりにくくなっている場合は、受診を再検討すべきかもしれません。受診する前に、いくら費用がかかるか明瞭になっている病院を選びましょう。
診察で十分な説明がない場合は病院の変更を検討する
先述したとおり、リベルサスは専門外の外来で取り扱っているケースもあり、専門医師の診察ではない可能性があります。そのため、診察で説明が不十分な場合もあり、問題になっているのです。また、利益重視で対応が不十分な病院も存在します。
診察を受けて、医師から副作用や注意点などリスクの説明がきちんとされない場合は、病院の変更を検討しましょう。
リベルサスを処方してもらうには
リベルサスを処方してもらうには、直接病院へ行くかオンライン診療の方法があります。
直接病院へ行って処方してもらう
リベルサスを処方してもらうには、通常の通院と同じく、直接病院へ行って診察を受けます。
【来院による処方はこんな人におすすめ】
- 医師に直接会って診察してもらいたい
- オンライン診療に不安を感じる
- 通いやすい場所に行きたいクリニックがある
来院による処方は、医師に直接会って診察してもらえるため、オンライン診療に不安を感じる人におすすめです。イースト駅前クリニックでは、来院予約が不要で診察を開始するため、時間の空いたときに通院可能です。また、院内処方のため、処方箋を持って薬局へ行く必要もありません。
オンライン診療で処方してもらう
リベルサスは、オンライン診療でも処方可能です。オンライン診療は電話、またはビデオ通話でおこなわれます。オンライン診療は基本的に全国対応のため、いつでもどこからでも気軽に受診できる点がメリットです。
【オンライン診療はこんな人におすすめ】
- 通院するのが面倒に感じる
- 時間を有効活用したい
- 通いたいクリニックが遠方にある
オンライン診療は、通院や待ち時間を省けるため、忙しくて病院へ行く時間がない方におすすめです。
リベルサスを使用する前に知っておくべき3つの注意点
特定の病歴や症状のある人は、リベルサスを服用できません。また副作用もあるため、十分に理解したうえで服用しましょう。
服用できない人がいる
- リベルサスの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の患者
- 重症感染症、手術など緊急の場合
リベルサスの成分に対してアレルギー症状を起こしたことのある人は、服用できません。また、糖尿病性ケトアシドーシスや糖尿病性昏睡、1型糖尿病患者の人も同様です。
服用に注意が必要な人がいる
- すい炎を患ったことのある人
- 重度の胃腸障害のある人
- 低血糖を起こすおそれがある人
- 胃の摘出手術を受けた人
- 妊娠の予定がある人
- 妊婦
- 授乳婦
- 小児や高齢者
重大な副作用として急性すい炎が報告されているため、過去にすい炎を患ったことがある人は服用に注意が必要です。また、胃の排出を遅らせる作用があるため、重度の胃腸障害がある人も慎重にならなければなりません。
なお、ダイエットの目的でリベルサスを使用する場合、やせ型の方には処方されないことが多いです。肥満とされるBMIは日本では25kg/㎡以上となり、これを下回る場合、副作用のリスクが高まる可能性があります。
副作用がある
- 消化器症状(下痢や嘔吐、腹痛など)
- 低血糖
- 急性すい炎
- 胆嚢炎
- 胆管炎
- 胆汁うっ滞性黄疸
リベルサスの主な副作用は、下痢や嘔吐、腹痛などの胃腸症状です。これらは服用初期に見られることが多いですが、数週間経つと収まることが一般的です。
まれに、重篤な副作用として低血糖や急性すい炎などが起こるおそれがあります。過度な食事制限をおこなうと、めまいや動悸、脱力感といった低血糖症状が出るおそれもため、注意してください。もし異変を感じた場合は、服用を中止し、ただちに医師に相談しましょう。
リベルサスの値段に関するよくある質問
- リベルサス 3mgの値段はいくらですか?
- リベルサス 7mgの値段はいくらですか?
- リベルサス 14mgの値段はいくらですか?
- リベルサスの保険適用の条件は何ですか?
- リベルサスはオンライン診療よりも個人輸入が安いですか?
リベルサスの値段に関する質問についてまとめました。
Q.リベルサス 3mgの値段はいくらですか?
医療機関によって異なりますが、リベルサス3mg(30錠)の相場は7,000~9,000円前後です。
Q.リベルサス 7mgの値段はいくらですか?
医療機関によって異なりますが、リベルサス3mg(30錠)の相場は1万5,000~1万8,000円前後です。
Q.リベルサス 14mgの値段はいくらですか?
医療機関によって異なりますが、リベルサス14mg(30錠)の相場は2万5,000~4万円前後です。
Q.リベルサスの保険適用の条件は何ですか?
リベルサスは2型糖尿病治療薬として国の承認を得ているため、ダイエット目的の場合は保険適用外です。
Q.リベルサスはオンライン診療よりも個人輸入が安いですか?
リベルサスの個人輸入は偽物や品質管理が悪い薬が届くおそれもあり、危険です。また、オンライン診療よりも相場が10万円以上高く、おすすめできません。
リベルサスなら過度な食事制限やきつい運動はなし!メディカルダイエットとは
リベルサスを使用するダイエットは、メディカルダイエットと呼ばれます。メディカルダイエットは医療機関が提供する、医学的エビデンスに基づいたダイエット方法です。ここでは、当院のメディカルダイエット外来についてご紹介します。
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の概要
イースト駅前クリニックでは、肥満治療専門のメディカルダイエット外来にて、GLP-1受容体作動薬のひとつ「リベルサス」を処方しています。そのほかにも、SGLT2阻害薬(カナグル)や医療用漢方(防風通聖散)など、患者さま一人ひとりの健康状態に合わせた治療プランを提供している点が特徴です。
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来の魅力
- 医師のサポートのもと肥満治療を受けられる
- 良心的な価格設定で続けやすい
- 予約なしでも受診ができる
- オンライン診療も可能
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来では、専門の男性医師が診察するため、正しい知識と指導のもと、ダイエットを始められます。リベルサスをはじめ、取り扱う肥満治療薬は通いやすい価格に設定しており、患者さまの減量成功をサポートすることが当院のミッションです。来院とオンライン診療どちらも可能で、患者さまのお好みでお選びいただけます。
イースト駅前クリニックのメディカルダイエット外来で扱う肥満治療薬
薬の種類(約1カ月分) | 投与方法 | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
GLP-1受容体作動薬 | リベルサス 3mg 30錠 | 内服(毎日) | 6,600円 |
リベルサス 7mg 30錠 | 15,180円 | ||
リベルサス 14mg 30錠 | 28,050円 | ||
SGLT2阻害薬 (カナグル) |
30錠 | 内服(毎日) | 15,840円 |
医療用漢方 (防風通聖散) |
防風通聖散 3.75g 56包 | 内服(毎日) | 4,950円 |
GIP/GLP-1受容体作動薬 | マンジャロ皮下注2.5mgアテオス4キット | 皮下注射(週1回) | 29,920円 |
マンジャロ皮下注5mgアテオス4キット | 49,720円 | ||
マンジャロ皮下注7.5mgアテオス4キット | 68,200円 |
※GIP/GLP-1受容体作動薬(マンジャロ)は、イースト駅前クリニック新宿院・小倉院で取り扱っています。
リベルサスの値段は薬代以外も確認しておこう
リベルサスの値段は、3mg、7mg、14mgで異なります。相場は3mgで7,000~9,000円前後、7mgで1万5,000~1万8,000円前後、14mgで2万5,000~4万円前後です。ただし、安さだけで選ぶと、説明が不十分なクリニックに当たる可能性もあるため、肥満治療を専門としているクリニックを選びましょう。
イースト駅前クリニックでは、肥満治療専門のメディカルダイエット外来を開設しています。専門医師による診察で、確実なメディカルダイエットを始められます。リベルサスによるダイエットに興味のある方は、お気軽にご相談ください。
参考URL
※1) 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「セマグルチド(遺伝子組換え) リベルサス錠 患者向医薬品ガイド」
※2) MSD Connect「製品基本資料ダウンロード|リベルサス®️ 添付文書」
※3) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「リベルサス®錠の服用方法と副作用について」
※4) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「リベルサス®錠を服用される方へ」
※5) 公益財団法人 東京都医学総合研究所「糖尿病合併症|身近な医学研究情報」
※6) National Library of Medicine「Efficacy, Safety, and Tolerability of Oral Semaglutide Versus Placebo Added to Insulin With or Without Metformin in Patients With Type 2 Diabetes: The PIONEER 8 Trial」著者:Bernard Zinman , Vanita R Aroda , John B Buse , Bertrand Cariou , Stewart B Harris 6 , Søren Tetens Hoff , Karen Boje Pedersen , Mads Jeppe Tarp-Johansen , Eiichi Araki, for the PIONEER 8 Investigators
※7) MSD「国内第3相臨床試験:PIONEER 10」
イースト駅前クリニック所属医師
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